z-indexの解説|クロノドライブのCSS辞典

z-index

対応ブラウザ Internet Explorer 4~ / Firefox 1~ / Google Chrome 1~ / Safari 1~ / Opera 4~
初期値 auto 継承 しない
適用可能な要素 ポジショニングされた要素
用例
.style {
  z-index: 10;
}

z-indexとは

z-indexとはボックスの重なり順序を指定するプロパティです。
以下の値で指定します。

Auto(初期値)
親要素と同じ階層に表示されます。
数値
重なりの順序を数値で指定します。0を基準として、値が大きいものほど前面(手前)に表示されます。

positionプロパティにabsoluteやrelative、fixedが指定された要素(=ポジショニングされた要素)でのみ有効です。
z-indexが指定されていない場合など、同じ階層の要素では基本的にソース上で後に書かれた要素が前面へ表示されます。
※なお、同じ階層でfloatの要素は他の要素より前面へ、ポジショニングされた要素はそれより前面へ、z-indexが0以上の要素はさらに前面へ表示されます。

z-indexに数値が指定された要素は、子孫要素をグループ化した階層の基準点となります(0を指定した場合でも)。
要素自体のz-indexが大きくても、階層グループのz-indexが小さい場合は後ろに表示されます。この階層グループはスタッキング文脈、スタッキングコンテキストと呼ばれています。