低価格・高品質・最速のHTMLコーディングはクロノドライブへ

チェッカーという職業

チェックへの意識とチェッカーの存在

どんな制作物にせよ、どこのコーディング代行会社にせよ、チェックをまったくしないで納品することはありません。
大事なのは"チェックの質"です。
制作者本人が自分の基準で行うのか、それとも体系的に構築されたフローでチェックを行うのか。それだけでも、チェックの質に大きな差が生まれます。たとえ、どんなに熟練した技術者がセルフチェックをしたとしてもです。

なぜチェッカーがいるのか?

クロノドライブはチェックの体制を整え、どんな案件でも必ず制作者本人のセルフチェックに加え、チェック専門部署がチェックを行った上で納品しています。例え1ページでも同じフローを通しています。

「1ページくらい大丈夫だろう」

制作する方からするとそう思ってしまいます。もしかしたらお客様もそう思っているかもしれません。しかし、その油断がミスにつながるのです。 最高の技術、気持ちのよい対応があったとして、たった一つのミスですべてが台無しになってしまいます。納品物にミスがないということは、お客様に満足していただくための最低条件ということです。

何よりも第三者の目線でチェックできることも、チェッカーの存在意義を高めます。
得てしてコーダー本人のチェックというものほど"だろう"という油断が出ます。"だろう"をなくそうとすれば、チェックだけに膨大な時間が掛かってしまいます。その2つのリスクをチェッカーがカバーしているのです。

クロノドライブのチェッカーは
紛れもないプロ

ミスのない納品は当たり前ですので、クロノドライブのチェック部門はミスを発見するのが第一目的の部署ではありません。では何が目的なのか?

ミスをさせない。

これこそがクロノドライブのチェック部門最大の目的です。

Webサイトのチェックと言うと、普通は完成したものをチェックするイメージがあると思います。もちろんその通りではあります。私たちもコーダー本人に加え、チェッカーがチェックした上で納品をしています。特にチェッカーのチェックは組織化され、誰が行っても均一のチェックができる仕組みになっており、その一つにチェックリストがあります。
まず、すべての案件に対応するチェック項目があります。何十項目ものチェックをした上で、次に案件特有のチェックに入ります。PCサイト専用、スマホ専用など、案件の特性ごとに"ミスしやすい箇所"がまとめられたリストを使いながらチェックを行うのです。

クロノドライブが行う「チェック」の項目一例

各ブラウザでの表示状況に関するチェック
  • デザインの崩れ有無確認
  • コンテンツ位置のズレの有無確認
  • IEでの表示ミス有無確認 など
コーディング仕様チェック
  • ご提供仕様との整合確認 など
コーディング(文法・構造)チェック
  • W3C Markup validationでの誤表記検出
  • html Lintによる減点項目確認
  • ソースインデント確認 など
テキストチェック
  • 原稿の流し込みミス有無確認
  • 指定フォント適用確認
  • テキストの文字の大きさ、色の適正確認 など
デザイン再現性チェック
  • 画像正誤確認
  • テキストサイズ拡大・縮小対応確認
  • ウィンドウサイズ変更による崩れ有無確認 など
画像に関するチェック
  • 画質確認
  • マウスオーバー後の画像の正誤確認
  • 画像であるべきところがテキストになっていないか など
動画に関するチェック
  • 適切表示確認
  • 読み込み先リンク確認
  • 表示動画内容の適正確認 など
フォームに関するチェック
  • 動作検証
  • メール送信検証
  • 送信・返信内容検証 など
システム、プログラムに関するチェック
  • 動作検証
  • 管理画面検証
  • 誤動作誘引検証 など

※クロノドライブでは、上記のほかさまざまな項目を設けチェックを実施しています。項目の詳細をここでお話しするわけには参りませんが、ご依頼いただいた案件をチェックした際には必ずレポートを提出。適正な検証と修正対応を行った証明とさせていただいております。

こうしてミスのない納品をするための体制を築いた私たちですが、コーディングというものは、どうしてもミスが起こりやすいものです。そのため、「ミスが起こりやすいからチェックを完璧にする」ではなく、「ミスをさせない体制を構築する」のが重要になってくるのです。

コーディングのできるチェッカー

ただの正誤チェックではミス自体は減りません。ましてやそれを社内でフィードバックしたからと言って、コーディングする方としては見当違いの恐れもあります。クロノドライブのチェッカーはコーディングもできます。それが何を意味するかと言うと、コーダーの気持ちがわかるということ。ただの正誤チェックよりも厳しい目で見られるのに加え、制作に役立つフィードバックができます。統計を取った上でどんなミスが多いかや、数は多くないが気を付けるポイントなど定期的に社内にアナウンス。また、見た目だけでなく、コーディングテンプレートの修正提案など、コーディングがわからないとできないフィードバックまで行います。
こうした取り組みをできるのも、コーディングのできるチェッカーがいるからです。案件ごとに役立つものではなく、組織全体でミスをしないためにクロノドライブのチェッカーはなくてはならない存在なのです。

チェッカーがいるもう一つの理由

簡単に情報を発信できる 素早く情報の誤りを修正できる 情報の発信に責任を持たなければならない

Web媒体はキャンペーンサイトを展開する、新サービス・商品を作ったからページを追加するなど、さまざまな活用ができ、簡単に全国展開もできます。スピーディに作成できるのも利点でしょう。もはやビジネスにおいても生活においても、Web媒体はなくてはならない存在になっていると言えます。

多くの活用法があり、多くの人の目に触れるということは、情報の質が大事です。
わかりやすさや魅力的なサービスといった内容に関することはもちろんですが、表記ミス、サイト動作の不具合にも気を付けなければいけません。
しかしWeb媒体の場合、万が一ミスがあってもすぐに直せるメリットがあります。その手軽さもあり、Web媒体は現在のように広まったとも言えます。

そこに問題があると私たちは考えています。

例えば紙媒体の場合。
全国展開する折込チラシを作成した時、たった一つの商品の価格表記を間違ったとします。大問題に発展することは想像に難しくありません。
数百ページの書籍を作ったとして、目次と本文のノンブルを間違ったとします。ページを開いた時、読みたいページじゃなかったら1ページ1ページを確認して探さなくてはいけません。
2つの例は、実際に高い確率で起こりえるミスです。そのミスを徹底的に排除するため、何重ものチェックを通し、印刷しているのです。
つまり、情報の発信に責任を持たなければ、制作会社のみならず、発信者であるクライアントの信用問題に関わるということです。

すぐ直せる 問題意識の低下 信用を失う

最初に"Web媒体はなくてはならない存在"と書きました。
それはイコール"情報発信に責任を持たなければいけない媒体"になった私たちは考えたのです。
そのため、今までのように「すぐ直せるから」という低い意識では信用問題に関わります。
納品時のミスをゼロにしなければ、サービスとして成り立たなくなったと判断した結果、チェックの最後の砦として、チェッカーを配置しています。

"最後の砦"としてのチェッカー

チェックの仕事は決して表に出ることのない裏方です。そして、気付く力と忍耐力、正確性など多くの適性も問われます。何よりも"最後の砦"としての大きな責任感もあります。
クロノドライブのチェッカーは、チェックのための専門育成カリキュラムを受けた本物のプロです。何を見るべきか、何に気を付けなければいけないか。チェッカーは統一されたチェック項目を徹底的に覚え、実践しています。

コーダーによるセルフチェックは人それぞれで気付く力が違います。チェッカーなみに気付く人もいれば、そうでない人もいます。そのバラつきをチェッカーのチェックによって均一化できるのです。そのため、誰がコーディングしても納品時にはクロノドライブ品質で提供できているのです。

「チェック代行」します!

クロノドライブのチェック部門は何も当社のみの強みではありません。他ではあまりないかもしれませんが、チェックのみの依頼もできます。 チェックに掛かる時間を他に使いたい、大量過ぎて社内スタッフだけでは到底追いつかないなど、お客様が抱えるチェックの悩みをクロノドライブが解決します。