<progress>の解説|クロノドライブのHTML5辞典

<progress>

対応ブラウザ Chrome 8~ / Firefox 6.0~ / Internet Explorer 10~ / Opera 11.0~ / Safari 6.0~ / Android 4.4~ / iOS 7.0~
タグの分類 フロー・コンテンツ
フレージング・コンテンツ
パルパブル・コンテンツ
ラベル付け可能要素
含められるもの フレージング・コンテンツで、<progress>要素の子孫を持たないもの
使える場所 フレージング・コンテンツを使える場所
用例 <progress value="0.3"></progress>

<progress>とは

「progress」とは、作業の進捗状況を表示するために使用するタグです。最大値を max とした現在の値 value をプログレスバーなどで表します。

<progress>要素に対応しているブラウザでは、スクリプトと組み合わせることで、進捗状況をリアルタイムで表示することが可能です。また、<progress> に対応していないブラウザを使用しているユーザーにも進捗状況を知らせるために、<progress>~</progress> の間にメッセージや代替内容などを記述することが推奨されています。

<progress>要素は作業がどのくらい進んでいるかは分からないものの、進んではいるということ(サーバーからの返事待ちなど)を表すのにも使えます。その場合はvalue属性を指定しないで使います。

value属性の値を0からmax属性の値まで間に指定することで、進捗状況を表します。指定しない場合は具体的な進度が不明なものの、何かは進んでいるということがユーザに分かるようなプログレスバーを表示します。

max属性には最大値を指定します。指定しない場合は1.0が最大値となります。

なおディスクの使用量など、進捗以外を表すゲージを使いたい場合は<progress>タグは使用せず、<meter>タグを使用します。