<area>
対応ブラウザ | Internet Explorer 2~ / Firefox 1~ / Google Chrome 1~ / Safari 1~ / Opera 6~ | ||
---|---|---|---|
タグの分類 | その他 | 定義バージョン | Strict, Transitional, Frameset |
開始タグ | 必須 | 終了タグ | なし |
用例 |
|
属性
alt | 概要 | 代替テキストを指定します。HTML4.01では必須の属性として定義されました。 |
---|---|---|
属性の値 | テキスト | |
shape | 概要 | 矩形や多角形、円形などクリック領域の形状を指定します。 |
属性の値 | rect、circle、poly、default | |
coords | 概要 | リンク領域の座標を指定します。 |
属性の値 | 座標(X,Y) | |
href | 概要 | 領域をクリックした際のリンク先を指定します。 |
属性の値 | URI | |
nohref | 概要 | 領域をクリックした際にリンクをしないよう指定します。 |
属性の値 | (nohref) | |
target | 概要 | リンク先の文書を表示させる方法を指定します。 |
属性の値 | _blank、_self、_parent、_top、フレーム名、ウィンドウ名 | |
hreflang | 概要 | リンク先の基本言語を指定します。 |
属性の値 | 言語コード | |
type | 概要 | リンク先のMIMEタイプを指定します。 |
属性の値 | MINEタイプ | |
rel | 概要 | この文書から見たリンク先文書との関係を記述します。 |
属性の値 | リンクタイプ | |
download (HTML5) |
概要 | リンクがファイルのダウンロード用であることを示します |
属性の値 | ダウンロード時のファイル名 |
<area>とは
「AREA」とは、クライアントサイドイメージマップのリンク領域を設定するためのタグです。 <map>タグと組み合わせて使用し、<area>タグは<map>タグの子要素として配置します。
「クライアントサイドイメージマップ」とは、1つの画像に複数のリンクを設定することを意味します。また、1つのイメージの上に複数のリンク先を設定し、クリックする場所によって別のリンク先にジャンプする機能をクリッカブルマップとよびます。クリッカブルマップには「サーバーサイドクリッカブルマップ」と、「クライアントサイドクリッカブルマップ」があり、<map>タグは「クライアントサイドクリッカブルマップ」を指定します。
HTML4.01の仕様には<map>タグの子要素として<a>タグとそれを囲うブロックレベル要素を配置する方式も存在しますが、これはブラウザのサポートが普及しませんでした。現在Firefoxで動作を確認することができます。
HTML5では<a>タグからshape/coords属性がなくなり、<a>タグを使ったイメージマップは廃止されました。