<map>の解説|クロノドライブのHTML辞典

<map>

対応ブラウザ Internet Explorer 2~ / Firefox 1~ / Google Chrome 1~ / Safari 1~ / Opera 6~
タグの分類 インライン要素 定義バージョン Strict, Transitional, Frameset
開始タグ 必須 終了タグ 必須
用例
<img src="sample.gif" alt="サンプル" usemap="#sample">
<map name="sample">
  <area shape="rect" coords="15,19,126,104" href="sample1.html" alt="リンクa"> 
  <area shape="circle" coords="197,69,54" href="sanple2.html" alt="リンクb"> 
</map>

属性

name 概要 クリッカブルマップを指定したいusemapの名前を指定します(必須属性)。
属性の値 文字列

<map>とは

「MAP」とは、クライアントサイドイメージマップを設定するためのタグです。「クライアントサイドイメージマップ」とは、1つの画像に複数のリンクを設定することを意味します。また、1つのイメージの上に複数のリンク先を設定し、クリックする場所によって別のリンク先にジャンプする機能をクリッカブルマップとよびます。クリッカブルマップには「サーバーサイドクリッカブルマップ」と、「クライアントサイドクリッカブルマップ」があり、<map>タグは「クライアントサイドクリッカブルマップ」を指定します。
リンク領域の設定は、<map>タグで囲んだ領域に<area>タグを配置して行います。

MAPは分類としてはインライン要素ですが、HTML4.01の仕様には<map>タグの子要素として<a>とそれを囲うブロックレベル要素を配置する方式も存在します。しかしこれはブラウザのサポートが普及しませんでした。現在、Firefoxで<a>タグを使う方式の動作を確認できます。
HTML5では<a>タグからshape/coords属性がなくなり、<a>タグを使ったイメージマップは廃止されました。

サンプルデモ