<wbr>の解説|クロノドライブのHTML辞典

<wbr>

対応ブラウザ Internet Explorer 2~ / Google Chrome 1~ / Safari 3~
タグの分類 独自拡張要素 定義バージョン
開始タグ 必須 終了タグ 省略可
用例
<nobr>
  どのひとが、行末を心細いと云つたのかわからなかつたけれど、<wbr>
  趣味のいゝ華かな姿を見てゐると、どのひとも、あまり行末のことなど<wbr>
  考へてゐるやうにも見えなかつた。
</nobr>

<wbr>とは

「WBR」とは「Word Break」の略で、改行をしてもよい箇所を指定するタグです。ブラウザやテーブルの横幅以上に1行も文字がある場合、自動的に次の行に改行されてしまい意味がおかしくなってしまうことがあります。そのため、文章や英単語、固有名詞などを改行させたくない場合にこのタグを<nobr>と合わせて使用します。

<nobr>~</nobr>で囲まれた箇所は、ブラウザやテーブルの横幅に関わらず改行なしで表示されます。<nobr>~</nobr>の中で一部改行したい位置がある場合は<wbr>を使用することで改行を行います。 なお、<nobr>、<wbr>はNetscape Navigatorというブラウザが独自に追加したタグです。そのため、<nobr>、<wbr>タグに対応していないブラウザでは、改行が禁止されない場合があります。ブラウザに左右されずに改行の禁止を行いたい場合は、スタイルシート属性「white-space」を使用して指定することをおすすめします。

サンプルデモ

	<nobr>どのひとが、行末を心細いと云つたのかわからなかつたけれど、<wbr>趣味のいゝ華かな姿を見てゐると、どのひとも、あまり行末のことなど<wbr>考へてゐるやうにも見えなかつた。</nobr>