<embed>の解説|クロノドライブのHTML辞典

<embed>

対応ブラウザ Internet Explorer 3~ / Firefox 1~ / Opera 6~ / Safari 1~ / Google Chrome 1~
タグの分類 独自拡張要素 定義バージョン  
開始タグ 必須 終了タグ  
用例
<embed src="xxx.aif" autostart="false" width="100" height="60">

属性

src 概要 再生するファイルを指定します。
属性の値 URI
type 概要 再生するファイルのMIMEタイプを指定します。
属性の値 MIMEタイプ
name 概要 ファイルの名前を指定します。
属性の値 文字列
width 概要 埋め込みオブジェクトの横幅をピクセル、パーセンテージで指定します。
属性の値 ピクセル数、%
height 概要 埋め込みオブジェクトの高さをピクセル、パーセンテージで指定します。
属性の値 ピクセル数、%
hspace 概要 埋め込みオブジェクトの左右の余白をピクセルで指定します。
属性の値 ピクセル数
vspace 概要 埋め込みオブジェクトの上下の余白をピクセルで指定します。
属性の値 ピクセル数
align 概要 埋め込みオブジェクトの表示位置を指定します。
属性の値 top、middle、bottom、left、right

<embed>とは

「EMBED」とは「enbedding(埋め込み)」の略で、文書内に音声や動画などのデータを埋め込むためのタグです。本来、動画や音声を再生するにはプラグインが必要ですが、src属性で指定ファイルを読み込むことで、ブラウザにインストールされているプラグインでデータを再生することができます。HTML4.01では<embed>タグは標準ではなく、代わりに<object>タグを使用することが推奨されていますが、ブラウザによって<object>タグに対応していないこともあります。
<enbed>タグでよく利用されるプラグインデータにはやFLASHファイル(.swf)、QuickTimeファイル(.mov)、MPEGファイル(.mpg)、WAVEファイル(.wav)、AIFFファイル(.aif)、AUファイル(.au)、MIDIファイル(.mid)などがあります。再生するデータの形式により必要なプラグインは異なり、よく使用されるプラグインソフトにはAdbe Flash Player、Windows Media Player、RealPlayer、QuickTime、MidRadio Playerなどがあります。

HTML5で<embed>タグは標準に取り込まれました。ただし<noembed>タグは非標準のままなため、代替テキスト表示させたい場合は<object>タグを使うこととされています。