<i>の解説|クロノドライブのHTML辞典

<i>

対応ブラウザ Internet Explorer 2~ / Firefox 1~ / Google Chrome 1~ / Safari 1~ / Opera 6~
タグの分類 インライン要素 定義バージョン Strict, Transitional, Frameset
開始タグ 必須 終了タグ 必須
用例
囲った部分が<i>イタリック体</i>で表示されます。

<i>とは

「I」とはフォント(文字)をイタリック体にするためのタグで、<i>~</i>のタグで囲まれたテキストはイタリック体になります。イタリック体とはアルファベットの書体の1つで、右側に傾いているのが特徴の文字です。指定したフォントの中にイタリック体がない場合は斜体に、イタリック体も斜体もない場合には標準のフォントが斜めに傾けられて表示されますが、日本語フォントの場合はイタリック体や斜体が用意されていることはほとんどないため、多くの場合は標準フォントを斜めに傾けた表示になります。

<i>タグの使用は非推奨ではありませんが、この指定内容はスタイルシートで代替できるので、できるだけスタイルシートで指定しましょう。スタイルシートで指定した場合は{font-style:italic;}と記述します。
また、文章や文字の強調が目的の場合は<em>タグで指定することが推奨されています。<em>タグと<i>タグ、見た目は同じでも、検索エンジンが「<em>タグは強調されているので大事な内容」と判断してくれます。キーワードを上位に表示させたい場合は、<i>タグではなく<em>タグを使用するようにしましょう。

HTML5では声や気持ちをあらわすテキスト、技術用語や外国の慣用句など、印刷物での慣習から他と区別したいテキストを表すタグとして残っています。<em>や<dfn>など、他に適切なタグがある場合はそちらを使います。

サンプルデモ

	<p>囲った部分が<i>Italic</i>で表示されます。 </p>