<marquee>の解説|クロノドライブのHTML辞典

<marquee>

対応ブラウザ Internet Explorer 2~ / Firefox 1~ / Google Chrome 1~ / Safari 1~ / Opera 6~
タグの分類 ブロックレベル要素 定義バージョン
開始タグ 必須 終了タグ 必須
用例
<marquee behavior="scroll">テキストがスクロールします。(横切る)</marquee>

属性

behavior 概要 マーキーのスクロールの動き方を指定します。スクロールだけでなく、端にぶつかると停止、端から端までを往復といった動きを指定することが可能です。
属性の値 scroll、slide、alternate
bgcolor 概要 スクロールする際の背景色を指定します。
属性の値
direction 概要 マーキーのスクロール方向を指定します。右から左(規定値)のほか、左から右、上から下、下から上に指定することが可能です。
属性の値 left、right、down、up
height 概要 マーキーがスクロールする領域の高さをピクセル、パーセンテージで指定します。
属性の値 数値、%
hspace 概要 マーキーがスクロールする周りに置く、左右の余白をピクセル単位で指定します。
属性の値 数値
loop 概要 マーキーがスクロールする回数を指定します。loop属性を指定しない場合は、永遠にスクロールを繰り返します。
属性の値 数値、infinite、-1
scrollamount 概要 一度にスクロールする量を指定します。値が小さいほどスクロール速度は遅くなりますが、動きはなめらかになります。初期値は6に設定されています。
属性の値 数値
scrolldelay 概要 スクロールする内容の遅延時間を指定します。数が大きいほど遅くなり、数が小さいほど速く設定をすることが可能です。なお、初期値は "85" に設定されています。
属性の値 数値
truespeed 概要 scrolldelay で指定した時間を正確に守らせます。
属性の値 true、false
vspace 概要 マーキーがスクロールする周りに置く、上下の余白をピクセル単位で指定します
属性の値 数値
width 概要 マーキーがスクロールする領域の横幅をピクセル、パーセンテージで指定します。
属性の値 %

<marquee>とは

「MARQUEE」とは、文字をスクロールする際に使用するタグです。<marquee>タグで囲まれた文字は、表示領域内中を動かすことができます。デフォルトでは右から左へスクロールする動作を繰り返し、属性値の指定によりスクロール方向やスクロールの早さ、スクロール回数を指定することも可能です。「blink」とともに主に携帯電話用のサイトに多く用いられていますが、現在のパソコン用のサイトではほとんど使用されることはありません。

なお、このタグはInternet Explorerが独自に追加したタグで、Internet Explorer4.0以降では画像もスクロールさせられるようになっています。<marquee>タグに対応していないブラウザで見た場合は、テキストや画像が左寄せで表示されるだけで、動くことはありません。どのブラウザでも同じ動きをさせたい場合は、JavaScriptを使用します。

サンプルデモ

behavior="scroll":テキストがスクロールします。(横切る)

		<marquee behavior="scroll">テキストがスクロールします。(横切る)</marquee>
	
テキストがスクロールします。(横切る)

behavior="slide":テキストが端で停止します。

		<marquee behavior="slide">テキストが端で停止します。</marquee>
	
テキストが端で停止します。

behavior="alternate":テキストが往復します。

		<marquee behavior="alternate ">テキストが往復します。</marquee>
	
テキストが往復します。

bgcolor="色":テキストがスクロールする際の背景色を指定します。

		<marquee bgcolor="#FFE4E1">テキストがスクロールする際の背景色を指定します。</marquee>
	
テキストがスクロールする際の背景色を指定します。

direction="right":テキストが左から右にスクロールします。

		<marquee direction ="right">テキストが左から右にスクロールします。</marquee>
	
テキストが左から右にスクロールします。

direction="up":テキストが下から上にスクロールします。

		<marquee direction ="up">テキストが下から上にスクロールします。</marquee>
	
テキストが下から上にスクロールします。

direction="down":テキストが上から下にスクロールします。

		<marquee direction="down">テキストが上から下にスクロールします。</marquee>
	
テキストが上から下にスクロールします。

scrollamount="数値":スクロールする量を指定します。小さい程速度は遅くなります。

		<marquee scrollamount="3">スクロールする量を指定します。小さい程速度は遅くなります。</marquee>
	
スクロールする量を指定します。小さい程速度は遅くなります。
		<marquee scrollamount="10">スクロールする量を指定します。小さい程速度は遅くなります。</marquee>
	
スクロールする量を指定します。小さい程速度は遅くなります。