<p>
対応ブラウザ | Internet Explorer 2~ / Firefox 1~ / Google Chrome 1~ / Safari 1~ / Opera 6~ | ||
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タグの分類 | ブロックレベル要素 | 定義バージョン | Strict, Transitional, Frameset |
開始タグ | 必須 | 終了タグ | 省略可 |
用例 |
|
属性
<p>とは
「P」とは、段落を指定するためのタグで、「P」とは「Paragraph」の略です。<p>~</p>で囲まれたテキストは1つの段落であることを示します。
HTMLにおける段落は、通常の文章と同じく文章のひとかたまりを表します。
例えば、以下の例文があるとします。
”「拝啓 時下ますますご隆昌のこととお慶び申しあげます。
平素は格別のお引き立てを賜り厚くお礼申し上げます。さて、当社はこのたび創業一周年を迎えることになりました。
創業以来、順調に業績をあげることができましたのも、ひとえに皆様方のお引き立ての賜と心より感謝いたしております。」”
この例文では、「拝啓~お礼申し上げます。」と、「さて、~感謝いたしております。」がそれぞれ段落に相当します。つまり、これらをPタグで囲むことで、HTMLとして「ここは段落である」と示されるのです。
通常、HTMLではテキストである部分をこの<p>タグで囲います。使用頻度は高く、最も使われるHTMLタグの一つと言えるでしょう。また、テキスト以外にも、画像で表されたテキストも一つの段落といえるため、これらも<p>タグで囲むのが一般的です。
一般的なブラウザの場合、<p>~</p>の前後で1行分改行されます。通常の文章と同じく、段落の区切りでは改行されるのです。同じく改行させるタグに<br>タグが存在しますが、これは文章中で改行する箇所に挿入されるタグであるため、段落間で1行分改行させるために<br>タグを使用するのは推奨されません。その場合はPタグを使いましょう。
段落の間隔を調整するなど、文書の見栄えを設定したい場合はCSSを使用することが推奨されています。CSSでは段落間の幅を広くも狭くもすることができ、より細かなレイアウトを指定することが可能です。その場合、一般的にはmarginプロパティやpaddingプロパティが使用されます。
サンプルデモ
align="left":テキストを左寄せにする。
<p align="left">サンプルテキスト サンプルテキスト サンプルテキスト サンプルテキスト サンプルテキスト </p>
align="center":テキストを中央揃えにする。
<p align="center">サンプルテキスト サンプルテキスト サンプルテキスト サンプルテキスト サンプルテキスト </p>
align="right":テキストを右寄せにする。
<p align="right">サンプルテキスト サンプルテキスト サンプルテキスト サンプルテキスト サンプルテキスト </p>
align="justify":テキストを均等割付にする。
<p align="justify">One morning, when Gregor Samsa woke from troubled dreams, he found himself transformed in his bed into a horrible vermin. He lay on his armour-like back, and if he lifted his head a little he could see his brown belly, slightly domed and divided by arches into stiff sections.</p>
【通常のテキスト】
【均等割付のテキスト】