<rb>の解説|クロノドライブのHTML辞典

<rb>

対応ブラウザ Internet Explorer 5~ / Google Chrome 5~ / Safari 4.1~
タグの分類 独自拡張要素 定義バージョン
開始タグ 必須 終了タグ 必須
用例
<ruby>
  <rb>薔薇</rb>
  <rp>(</rp>
  <rt>バラ</rt>
  <rp>)</rp>
</ruby>

<rb>とは

「RB」とは、「Ruby Base」の略で、文字にルビをふる際に使用するタグです。<ruby>タグ内で有効なタグで、ルビをふる対象となる文字を<rb>タグ、ルビの内容となるテキストを<rt>タグ、ルビの内容を囲む記号を<rp>タグで指定します。

これらのタグは、W3Cで審議中のものをInternet Explorerが独自に採用したものです。Internet Explorer以外のブラウザ、またはバージョンが低いInternet Explorerでは単なるテキストとして表示されてしまいますので、その際に表示がおかしくなってしまわないために<rp>タグを効果的に利用するとよいでしょう。<rp>タグで指定されたテキストは、<ruby>タグに対応しているブラウザでは表示されず、対応していないブラウザの場合のみ表示されます。そのため、ルビの内容を囲むかっこなどの記号を入れておくと、どのブラウザで見ても表示がおかしくなりません。

サンプルデモ

	<ruby>
		<rb>薔薇</rb>
		<rp>(</rp>
		<rt>バラ</rt>
		<rp>)</rp>
	</ruby>

Internet Explorer 10での表示

Google Chromeでの表示

Firefox(非対応)での表示